オープンソースの黎明期の立役者たちの意義について自分なりに考えてみる
OS Server
技術的な貢献は普通に多大なんだろうと思う。でも、Eric Raymondが文化が伴わないとハッカーじゃないと言う様に、彼らの特異性っていうのはその文化と、マスに与える影響の大きさにあったんじゃないかと思う。多分、もっとすごく致命的な貢献をした人は別にいる。アカデミアとかに。
OSSのお金の回り方が、だから、知りたいんだってば。それ自体に興味を持ってるわけではないからちょっと面倒臭いけど。
テクノロジー、プロダクトプランニング、マーケティング、この3つの側面全てに創造性が働いていないとマスは利益を享受できないんだって。
宗教もいいけど、それだけじゃうまくいかない。(頭にかわんご氏がちらつく)
彼らの文化はうん、一部は明らかな視野狭窄じゃないかと思う。その精神性には帰属感が持てるから、どうしてもこうやって考察したくなる訳だけど。(自分も100円ショップってなあに?へええ、すごぉい!でも、私だったら0円ショップを作るの!とか言ってた幼児だったし、小学校に上がっても、学園祭のお店屋さんごっこで、経済が回るように儲け分の疑似通貨を適当に教室の入り口に置いて自由にとって行かせる店長さんだった。今ではそのやり方は多少は全体のあり方を自分の好みに変える事ができるが、当然あまりにも素朴すぎると思っている。)
すごく好きなだけに、何故か、すごくおしく感じられる、ひよっこにもなりきれない立場で粗い考察をするのはおこがましいのかもしれないけど、個人的に考えずにいられない話題。
すごく意地悪な見方をすれば、”あるお仲間たちの劇場型の自己実現”、それがハッカー文化。Sorry! Nothing offensive!
追記:
esr - Gratipay Gratipayなんていうサイトがあるのを初めて知った。いろんな人が寄付したりされたりしてた。ESRのもとには週に45ドルくらいの寄付が届くようだった。
追記:
Python開発者Guido van Rossumの個人ページの一番最初にリンクが張られていた文章。ESRがテキサス大学で講演した時の模様などを書いて、Microsoftとオープンソースコミュニティの関係をテーマにしている。新しいエピソードも発見して嬉しくなった。
Washingtonpost.com: WashTech -- U.S. v. Microsoft Special Report